●街やくらしを守る警備の仕事は、社会的需要の増大や領域拡大により今後ますます発展していくことが見込まれています。
●警備の仕事は、人々の安全・安心に関わる重要な仕事のため、警備業法と呼ばれる法律で定められた新任教育を30時 間以上、現任教育を8時間(半期毎)以上受けることが義務付けられています。
●警備員になるには、特別な資格は必要ありませんが、警備業法により「18歳未満」など欠格要件に該当しないことが前提となります。
●警備の仕事は多岐に渡り、依頼・要請に応じて行うものを警備業務と規定して4種類に分類されています。
事務所、住宅、興行場、駐車場、遊園地等で盗難等の事故の発生を警戒し、防止する業務です。盗難、火災、不法侵入等を防止するための監視・巡回、人・車両の出入管理等を行います(センサー等を設置して監視する機械警備も含みます)。
人や車両の雑踏する場所、通行に危険のある場所で事故の発生を警戒し、防止する業務です。一般的に工事現場、駐車場、イベント会場等で、人・車両の誘導や案内、雑踏の整理等を行います。
現金、貴金属、美術品等の運搬中の事故の発生を警戒し、防止する業務です。現金等の輸送を行う際の強盗等に対する警備を行います。犯罪の標的になりやすいため、常に隙の無い強固な警備が行われています。
人の身体に対する危害の発生を、その身辺において警戒し、防止する業務です。一般的にボディーガードと呼ばれています。また、携帯型発信器を用いた緊急通報サービスや、犯罪弱者を対象としたエスコートサービス(ストーカー・DV対策等)も行われています。
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