Cover Worker's Story|力の源『解体工』(株)稲田興業 | POWER WORK[パワーワーク]

Cover Worker's Story
力の源
『解体工』(株)稲田興業

今回の職人さんは・・・

職人歴3年 新藤 竜生(21歳)

埼玉県出身。高校在学中より父親が勤める稲田興業でアルバイトとして働き、卒業後に入社。父親を超える重機オペレータを目指す。もうすぐ2歳の娘が毎日の癒し。


(株)稲田興業

関東一円を現場に持つ同社。木造やRC、鉄骨といった建物のほか、内装や外構などあらゆる解体工事を請け負う。保有する重機は12台、ダンプは大型車4台を含め20台。

◆048・679・5888
◆ 埼玉県さいたま市中央区本町西1-1-18
http://www.inadakogyo.com
◆ 創業1994年 ◆ 従業員数 約50名

眠れない夜があるほどの厳しさの中で、もっと成長したいと思える仕事の充実感。

覚悟していた以上の過酷さ。体力、知力、責任の求められる度合いは、アルバイト時に経験したそれとは段違い。それでも辞める選択は新藤に無かった。

「どれだけ安全で効率的に現場を終わらせるかまで考えるのが職人。こんなに頭を使う仕事だとは驚きましたね。それどころか、仕事に慣れ始めた半年頃、覚悟していたはずの体力もヤバかった。眠れない夜もあるほど。この頃は本当に辛かった時期ですね」

厳しさと引き換えに得られる唯一無二のもの。社長や仲間から信頼されているという実感があった。辛いのは体力だけ。成長して信頼に報いることが、新藤が目の当たりにした困難のすべてを解決する道だった。

「仕事で使う準中型を取得させてもらいました。仕事を任せてもらうことも増えました。どんどん責任も大きくなりましたが、この年齢としてはかなり良いお給料をもらっていると思います。しっかり評価してくれることを感じるんです。さらに僕はまだ一人前になる途中。これからもっと仕事を覚え、重機にも乗ればさらに給料も上がる。休んでいる暇はありませんよ」

力の源は『 努力の評価』

任される仕事が増え、責任が大きくなり、その努力は給料という数字で評価される。信頼に報いたい気持ちは新藤の心の奥に自然と芽生えた。


POWER WORK256号 2022.1.31発行
Photos/ Katsunori Kuwahara, Composition/ ad-giga

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