Cover Worker's Story|力の源『鳶工』(株)起工業 | POWER WORK[パワーワーク]

Cover Worker's Story
力の源
『鳶工』(株)起工業

今回の職人さんは・・・

職人歴24年 渡邉 義隆(40歳)

千葉県出身。当時流行していた「超超ロング」の作業ズボンを履きたくて鳶工になるも、その仕事内容にハマる。職人の多い会社で一番の足場鳶になろうと30歳で起工業に転職。


(株)起工業

東京23区を中心に関東全域で足場や鉄骨、PCなどあらゆる鳶工事を請け負う同社。超高層のマンションやビル、地域のランドマークとなる建物など多数手がける。

◆047・331・7225
◆ 千葉県松戸市上本郷907-1
https://okikogyo.com
◆ 創業1992年 ◆ 従業員数 330名(グループ内鳶工)

24年間磨いてきた技術に感じる自信。さらなる高みを目指す今日に感じる希望。

体力は年齢を重ねる毎に衰えるもの。「体力ならガチでも若い人に負けちゃうよね(笑)」と余裕を見せながら渡邉は言う。これまで積み重ねてきたものに絶大な自信があるからだ。

「100人の鳶がいれば、100通りのやり方がある。その中には自分でも参考にしたくなるほどの技術もあった。その良いところを取り入れ、新たな自分の技術にしてきた。それを20年以上も繰り返してきたわけです。簡単に追いつかれるものじゃないし、それが衰えた体力を遥かに凌駕する職人の腕なんです」

鳶工事の仕事内容は幅広い。その中で渡邉は足場鳶一筋で生きてきた。得たものを高めてきた24年だ。

「怪我をしない仕事はすべてが正解だと思っています。

だから今でも学ぶことは無数にあるし、もちろん若い人から学ぶこともあります。それがこの仕事の面白味で、尽きることがないんです。ウチの会社は鉄骨やPCなど鳶工事をかなり幅広く経験できることも魅力なんですが、自分は足場でどこまでも高みを目指すことを選びました。現場では若い職人にはまだまだ負けませんね」

力の源は『 重ねた経験への自信』

尽きない仕事への興味。まだまだ成長できる実感。現場で一番の職人である誇り。渡邉は今もなお、職人としてのステージを一段ずつ架け上がっている。


POWER WORK255号 2022.1.17発行
Photos/ Yuzo Matsutani, Composition/ ad-giga

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