今号の取材協力は……
(株)岩永建設
TEL.03-5967-0310
東京都板橋区三園1-44-28
◆創業 2015年 ◆従業員数 37人
https://iwanaga-kensetsu.com
型枠解体工事をメインに行う同社。新たに鳶工事部門を新設し、幅広く躯体工事に関わるようになった。現場は都内が中心で、商業ビルやマンションなど大型の現場を多数請け負う。20代から30代の若い職人が多い。
写真左
鳶工 千葉 聖矢さん 32歳
鳶歴14年
写真右
型枠解体工 木村 亮輔さん 31歳
型枠解体歴10年
一気に落とす! スラブ型枠の根太払い
パイプサポート(支保工)を撤去してから型枠を剥がす脱型は、壁もスラブ(天井)も基本は同じ。ただしスラブの場合、根太や大引(バタ角)がパイプサポートで天井に押し付けられているので、正しい手順で準備をした後、一気に落とすことになる。迫力ある瞬間でありながら危険を伴う作業であり、型枠解体のプロだから作業のスピードと安全を両立させることができる。
躯体工事の現場でさまざまな役割りを持ち、多くの職種と関連して作業をする鳶職人。型枠解体工事の現場でも鳶職人は欠かせない存在だ。
岩永建設では今まで型枠解体職人が簡易的な足場の組みばらしやクレーンを使用した揚重を行っていたが、会社の事業として新たに鳶工事部門を新設した。それ以降、型枠解体職人が感じる足場やクレーン操作の安心感、事前の意思疎通によるスムーズさ、これらを踏まえた仕事全体のクオリティ向上など、数字だけでは表せない効果を出している。
プロとプロの技が結集して完成する建物。そこに同じ会社という絆の強さが合わさった仕事を覚えることは、より深い躯体工事の魅力に迫ることになりそうだ!
(株)岩永建設
TEL.03-5967-0310
東京都板橋区三園1-44-28
◆創業 2015年 ◆従業員数 37人
https://iwanaga-kensetsu.com
型枠解体工事をメインに行う同社。新たに鳶工事部門を新設し、幅広く躯体工事に関わるようになった。現場は都内が中心で、商業ビルやマンションなど大型の現場を多数請け負う。20代から30代の若い職人が多い。
POWER WORK 254号 2021.12.27発行
Photos/ Katsunori Kuwahara, Composition/ ad-giga
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