今号の取材協力は……
(株)A.K.CREW
TEL.080-4581-1221
東京都足立区入谷2
◆創業 2014年 ◆従業員数 10人
都内の店舗やオフィスをメインに軽天工事を請け負う同社。仕事がリピートされる理由は、監督や施主との信頼を築いた職人一人ひとりの人間性。30代前半の若い職人が多く、パワーワークを見て入社した人も多い。
村上さんは16年間の大工を経て2年前に転職。この仕事を「工期に対するスピード感が難しさであり、チャンスがある部分」と感じている。
躯体工事から現場を受け継ぎ、仕上げ工事にバトンタッチする内装工事。LGSボード工とは、簡単に言えば一つの空間を壁で区切って部屋をつくる仕事。村上さんは16年間の大工を経て2年前に転職。この仕事を「工期に対するスピード感が難しさであり、チャンスがある部分」と感じている。
「速さが必要。技術も必要。でも俺が一番大事だと思っているものは気合なんです。時間と勝負しながら作業する職人の最後のひと踏ん張りは気合が後押しする。まだ資材運びしかできない新人なら、気合を感じる人はたくさん運んでくれて俺らも助かるし、成長も早い。気合は誰かと差をつける武器になり、新人でも戦力になるチャンスを与えるんです」
仕事の精度に対するこだわりが「ウチらの存在理由」というのは、この道10年の布川さんだ。
「ウチは仕上がりにストイックなんですよ。作業には許容される誤差というものがあり、例えばそれは2ミリとか指定があるんです。でも自分らの仕事は1ミリ以下が基準。最初は自分でも、なんでそんな細かい必要があるんだと不思議でした。その分、作業が遅くなるし。でもそれがウチの評価なんですよね。このご時世でも次々と仕事の声が掛かっているし、同時に自分たちも高いハードルの中で技術力が上がる。良いことだらけなんですよ」
いろんな会社でいろんな仕事の仕方があるはずだ。そこで一人前になるため、共通して必要なことは気合かもしれない。後は先輩、仲間、そして現場が成長を後押ししてくれる。
写真左
村上 義人さん 34歳
写真右
布川 雄士さん 31歳
壁や天井の下地材となる軽量鉄骨の部材を軽天(軽量天井)やLGS(Light Gauge Steel)と呼ぶ。軽天工事とは、間仕切りのレイアウトに沿ってLGSを組み、壁や天井の下地をつくる工事のこと。下地に対して天井や壁に石膏ボード(プラスターボード)が張られ、むき出しになった躯体が覆われる。
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東京都足立区入谷2
◆創業 2014年 ◆従業員数 10人
都内の店舗やオフィスをメインに軽天工事を請け負う同社。仕事がリピートされる理由は、監督や施主との信頼を築いた職人一人ひとりの人間性。30代前半の若い職人が多く、パワーワークを見て入社した人も多い。
POWER WORK 251号 2021.11.15発行
Photos/ Ichiro Sakai, Composition/ ad-giga
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