特集!!|女性の職人が輝いている現場。『ゲンバ系女子』(株)たつとら | POWER WORK[パワーワーク]

女性の職人が輝いている現場。
ゲンバ系女子

女性職人が増えている。彼女たちはなぜ建設業界を選んだのか!? 内装仕上げ工になった女性職人をインタビュー。

内装仕上げ工
熊藤詩織さん
 ゲンバ歴半年

千葉県出身。専門学校を卒業後、コンサートの照明スタッフとして全国を回る。その後、ワーキングホリデーで1年間カナダで働き、帰国後は派遣社員として事務作業をする。内装デザイン会社を経て半年前に同社に転職。

自分のやりたいコト、興味のあるコトを考えた結果。
ワタシがいつまでも笑っていられる仕事を見つけた。

 ハンドクラフトが好き。住宅のチラシにある間取り図を見ているのが好き。そして体を動かしていることが好き。そんな熊藤さんが行きついた仕事は内装工。クロスを張る仕上げ工事が今の主な仕事だ。

「派遣社員として働いているとき、これから本当に自分がやりたいこと、興味があることを考えてみました。その結果、内装工という選択肢が一番自分に相応しいと思ったんです。毎日現場が違うことも私の性格に合っていたと思います」

 今の会社に入る前、大工の一人親方の元でも経験。パワーワークを見て今の会社に転職したのは、熊藤さんが突き詰めた「自分のやりたいこと」だ。

「いろんな家づくりの作業がある中で、私は仕上げ工事に特化し、手に職を付けた職人になりたかったんです。数十年後を考えたら中途半端にはしたくない。まだできる作業は限られていますが、理想とするプロに少しずつ近づく感覚があって毎日が楽しいですよ。将来、家庭を持ち、子どもを育てたとしても続けたい仕事、続けられる会社にめぐり合えました」

247号画像
  • ❶クロスの糊付機。必要な寸法と枚数を機械に入力する。

  • ❷クロスを壁に張る。壁よりも天井が難しいらしい。

  • ❸入隅(いりずみ:写真では壁と柱の境)の処理の仕方が職人の腕の見せ所。

  • ❹広い壁は複数のクロスをつなぐ。境目が見えないように張る。

  • ❺内装工はクロスだけではない。現在、床張りを勉強中。

❶クロスの糊付機。必要な寸法と枚数を機械に入力する。

❷クロスを壁に張る。壁よりも天井が難しいらしい。

❸入隅(いりずみ:写真では壁と柱の境)の処理の仕方が職人の腕の見せ所。

❹広い壁は複数のクロスをつなぐ。境目が見えないように張る。

❺内装工はクロスだけではない。現在、床張りを勉強中。

社長に聞いた!
熊藤さんってどんな人?

働く意欲と成長は本人次第。
輝ける環境は会社が用意する。

(株)たつとら 代表取締役 越野 潤一さん

 熊藤さんは、ちょっとした心遣いができる人。例えば準備や後片付けは、自分の作業としてではなく現場の工程として考えられていることが分かります。そこには本気で「職人になりたい」という気持ちだけで、男女の差はありませんよね?

 人それぞれに人生があり、仕事とプライベートを両立させています。女性だって熊藤さんのように手に職を付けて働き続けたいと思っている人は大勢います。それならば、会社がさまざまな状況にも柔軟に合わせられる環境をつくればいい。出産や子育てで現場作業が難しくても番頭なら戦力になってくれますからね。本気で職人を目指したい人が最も輝ける環境をつくること。それが会社の役割りの一つだと考えています。

今号の取材協力は……

(株)たつとら
TEL.048-877-0587
埼玉県さいたま市緑区宮本1-7-30
◆創業 2013年 ◆従業員数 10人
https://www.tatsutora.co.jp/

戸建て住宅やマンションの内装仕上げ工事を手掛ける同社。さいたま市を中心にした一都三県がエリア。クロス工事、床工事、水回り工事のほか、原状回復やリノベーションなど内装工事全般を請け負う。

POWER WORK 247号 2021.9.20発行
Photos/Mahoro Shimizu, Composition/ ad-giga

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