Cover Worker's Story|力の源『内装大工』(株)カナオコーポレーション | POWER WORK[パワーワーク]

Cover Worker's Story
力の源
『内装大工』(株)カナオコーポレーション

今回の職人さんは・・・

職人歴7年 村上 良二(49歳)

東京都出身。空港内の店舗勤務を経て31歳から皮革製品の製造の仕事に就く。42歳で同社に転職。両親の介護が必要になったことをきっかけに独立し、同社の仕事を請け負う。


(株)カナオコーポレーション

店舗やオフィスの内装工事をメインに手掛ける同社。愛知県に本社があり、東京支社では関東圏全域をカバー。働き方、事業内容など、時代が求めるニーズに沿って成長を続けている。

◆ 03・6456・0839
◆ 東京都江戸川区東葛西2-20-2(東京支社)
http://kanao-corp.com
◆ 設立1997年 ◆ 職人数約14人(東京)

できることを一つずつ積み重ねる。楽しさが一つずつ積み重なる。

 新たな技術の習得。知識の吸収。40歳を超えての転職は多くの覚悟が必要だ。それでも転職を決断した村上。不安の感情はすぐ期待に変わった。

「大工仕事はまったくの未経験。働き始めると『今日はコレができた』という積み重ねの毎日。新たなことを覚える楽しさを感じ、いつの間にか不安はなくなっていましたね」

 順調に経験を積み重ねた。楽しさも増えた。そして5年経った頃、退社した。

「両親の介護に関わる時間を増やさなければならなくなり、それまで通りに働けなくなりました。辞めるしかないと思って退社したのですが、その後も手伝いという感じで現場には出ていたんです。そんなとき、私の事情を知った社長から、独立開業制度があることを聞きました。自分の責任において時間に融通を付けられ、収入も今までと変わらない。これで仕事の楽しさも大切な家族も両立できるようになりました」

 思惑通りの人生はない。予期せぬ転職や退職に直面することもあるだろう。村上は幸運だった。今もなお、仕事の楽しさを積み重ねられる職場があった。

力の源は『柔軟な職場』

やりがいを感じていた仕事を村上が継続できた要因は、会社が「独立」という選択肢を用意していたこと。誰もが働き続るための柔軟な対応ができる職場だ。


POWER WORK240号 2021.6.7発行
Photos/ Mahoro Shimizu, Composition/ ad-giga

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