第1回
イケてる職人コンテスト
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職人歴31年 造園家 小林 徹さん（49歳）
埼玉県深谷市出身。代々造園業の家に育ち、18歳で職人の道を歩み始め25歳で独立。国内外で多数のコンテスト受賞を経て内閣総理大臣表彰、厚生労働大臣表彰、国土交通大臣表彰を30代で受ける。2013年秋、当時最年少で黄綬褒章を受章。
楽しくてしょうがなかった。仕事が形になる充実感。モノづくりの喜び。まだ10代だった小林にとって仕事は遊ぶことよりも面白く、休みを惜しむほど熱中できるものだった。
「木や花といった植物を相手にし、時間の経過で結果が得られる自然相手の仕事。正解はお客様の中にあり、その道筋は職人それぞれが持っています。センスは必要。私は仕事を覚える中で考え、行動し、時には真似をして経験を積み、自ら培いました。だからこれからの若い人にも同様にチャンスはあるんです」
造園の魅力と可能性を若い人たちに知らせる。それが今の小林が持つテーマ。数多く受賞した経歴は、その過程の結果だ。
「若い人たちの励みになろうという思いでやってきました。さまざまな賞を頂いたことは多くの人の希望にもなるし、私自身も嬉しいですよ。でもその影で泥くさいこともたくさんやってきました。仕事のために体を鍛えたり、他人が嫌がる仕事も率先したり。私自身が職人として成長していること、そして若い人に追い抜かれない姿も見て欲しいですね」
イケ職コンテスト応募スナップ
社長である小林さんをスタッフがイケ職コンテストにエントリー。その際に選んだ写真の1枚は、鍛えぬいた上半身がわかるもの。「ストイックに鍛えている様子とインパクトを狙いました」とのこと。
エクステリア工事全般を請け負っています。お客様との打ち合わせから始まりデザイン、施工、植栽に至るまで庭造りのすべてです。また、職人としては若手の育成も仕事の中の大きな一つと考え、日本全国で『名工塾』という講習会で職人を指導しています。
若い方が多くエントリーされ、受賞は無理だと思っていました。しかも、ウチのスタッフがエントリーしたらしいのですが、応募した写真は上半身が裸ですからね。もっとちゃんとした写真を送って欲しかったですね。
これまでも続けて来たことなのですが、若い人たちが夢や希望を持てる姿を見せていきたいです。この年齢になっても「まだまだ頑張れるんだぞ」と言いたいですね。
▲左から内閣総理大臣顕彰、黄綬褒章、国土交通大臣顕彰の各賞状。
第1回 イケてる職人コンテスト
優勝賞品３アイテム
① AITOZ
長袖ストレッチブルゾン
（AZ-60301）
カラー：014チャコール
② AITOZ
ストレッチカーゴパンツ（ノータック）
（AZ-60301）
カラー：025カーキ
③ MARUGO
マジカルフォレスター＃005
（AZ-60301）
カラー：ブラック
（株）エコ．グリーン設計
◆ 0120・028・090
◆ 埼玉県熊谷市太井485
◆ 設立1998年 ◆ 従業員数約40人
◆ https://www.eco-green.jp/
造園、外構、植栽などエクステリア工事全般を請け負う同社。多数の受賞歴に裏付けられる現場は、戸建て住宅や店舗、公園や庭園などで関東を中心に日本全域に及ぶ。本社はショールームを兼ねる。
働く人すべての快適な仕事服作りを目指す…
アイトス（株）
信頼と高品質の安全スニーカーと地下足袋から始まる…
（株）丸五
POWER WORK231号 2021.1.25発行
Photos/Mahoro Shimizu, Composition/ ad-giga
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