Cover Worker's Story|力の源『現場技能職(多能工)』(株)小原工業 | POWER WORK[パワーワーク]

Cover Worker's Story
力の源
『現場技能職(多能工)』(株)小原工業

今回の職人さんは・・・

職人歴4年 現場技能職(多能工) 平塚壮大(21歳)

千葉県出身。高校の建築科に進学。学校の推薦や先輩がいることで小原工業に入社。在学中より現場技能職を目指し、経験を積むために根切り(根伐り)工事の現場で働く。


(株)小原工業

足場、鉄骨、PC、タワークレーンなど多様な躯体工事全般に渡る鳶工事の一切を請け負う同社。大手ゼネコンの一次協力会社として多数の実績を残す。現場のエリアは主に関東圏内。

◆ 03・6240・2708(錦糸町本社)
http://obara-k.co.jp/
◆ 東京都墨田区江東橋4-16-1
◆ 設立1989年 ◆ 職人数約150人

仕事を知り、現場を知り、仲間を知る。
そして熱意は本物になった。

 建造物は大勢の職人さんがそれぞれの役割りを果たさなければ完成しない。各専門の職人さんが存在するからだ。平塚はあらゆる工事に対応できる現場技能職を目指す。その糧のため、会社は根切り工事の現場からスタートさせた。

「作業内容は土を掘り、測量をし、締固めを行います。しかし仕事となると、重機オペレータや鳶さんなど連携する工程を理解していないと現場はスムーズに動きません。その分、覚えなければならないことも多いのですが、別の職種でありながら会社の先輩たちが同じ現場にいる環境には助けられました」

 まだまだ発展途上中の平塚。多くの壁にぶつかり、それを乗り越える力は、先輩や仲間からもらった。
「先輩たちは、職種を超えた仕事の話ができ、雑談の中から建設業の魅力も教えてくれる。さらには自分一人では抱えられない悩みや辛さも吐き出させてくれ、僕にとっては大きな存在。そんな一緒に働く仲間のため、まずは一つの仕事を極めます。各工程の現場の深いところまで理解した本物の現場技能職になる環境がここにありました」

力の源は『尊敬と信頼』

仕事の辛さを吐き出せる先輩の存在。先輩の力になれることが一番の希望。そして平塚は、休みの時間さえ努力をした。それが最も自然な行動だったから。


POWER WORK230号 2021.1.11発行
Photos/Ichiro Sakai, Composition/ ad-giga

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