Cover Worker's Story|力の源『塗装工』(株)高橋建装 | POWER WORK[パワーワーク]

Cover Worker's Story
力の源
『塗装工』(株)高橋建装

今回の職人さんは・・・

職人歴7年 塗装工 坂本 サイド(24歳)

神奈川県出身。高校中退後、すでに働いていた友人に紹介されて入社し塗装工となる。現在は現場での作業の他、職人や現場の管理や若手の育成も行う。趣味は車。


(株)高橋建装

20代前半の若い職人が多い同社。塗装工事ではガン塗装(吹き付け塗装)が主体。その他、左官工事から足場工事まで全般的な外壁工事を神奈川県内で請け負う。独立した職人は多数。

◆ 046・240・1913
https://www.takahashi-kensou.jp/
◆ 神奈川県座間市東原2-2-10
◆ 創業2011年 ◆ 職人数27人

覚えた知識やできる作業。増える度に夢中になった。

 レベルが上がるほど何事も面白くなっていく。その事実を塗装の現場で坂本は気がついた。親方の作業が面白そうだったのだ。

「入社当初は材料運びが主な仕事。1缶20キロの塗料を何個も運ぶ。辛さしか感じなかったですよ。一方、親方はどんどん塗り仕上げていく。こっちは簡単そうで、しかも楽しそう。だから当時は新人のくせに、しつこく『やらせてくれ!』って言い続けましたね。実際に面白かったんですが、全然簡単じゃない。これもその後、この仕事にハマった理由かもしれません」

 新人の基本的な仕事は手元。坂本は手元をこなした上で休憩時にガンを持った。半年後には面積が小さく簡単な塗装。現場を任されるようになったのは2年後。作業が増えると同時に筋肉も増え、体重も入社時より20キロ増加していた。

「もっと上手に、もっと早く塗りたい。仕事を覚えることに夢中で、気づいたら作業や体力が増え、辛いと思う気持ちは減っていました。だから今では新人にも積極的にガンを持たせています。夢中で仕事を覚えて一人前になった若い職人がウチには多いんですよ」

力の源は『夢中』

楽しさだけでなく、厳しさもあるのが仕事。塗装作業の面白さを知った坂本は夢中で現場を経験。いつのまにかすべての作業に辛さはなくなっていた。


POWER WORK225号 2020.10.19発行
Photos/ Katsunori Kuwahara, Composition/ ad-giga

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