ゲンバ系女子|だからワタシは仕事好き ゲンバ系女子『左官工』(有)原田左官工業所 | POWER WORK[パワーワーク]

だからワタシは仕事好き
ゲンバ系女子
ゲンバ系女子『左官工』(有)原田左官工業所

今回のゲンバ女子は・・・

ゲンバ歴6年 左官工 古澤 ひかりさん

東京都出身。大工だった祖父の影響で建設業界を志し、専門学校でインテリアデザインを学ぶ。卒業後、現場監督を経て地元にあった同社に転職。趣味はサッカーやバスケ、スノボなどアウトドア派。


(有)原田左官工業所

常時60人ほどの職人がいる同社。その高い技術は日本全国から依頼を受け、こだわりの住宅や店舗などの左官工事を仕上げてきた。ここから独立する人も多数。美大出身者の職人も多い。

◆ 03・3821・4969
https://www.haradasakan.co.jp
◆ 東京都文京区千駄木4-21-1
◆ 創業1949年

もっと仕事を楽しむため、昨日の私よりも成長する。

 勉強したくない気持ちは、多くの若者にとって正直な気持ちだろう。古澤さんもその中の一人だった。ただ、自ら必要を感じて学び、その成果を感じ、またさらに学ぶことをいつの間にか繰り返していた。左官の現場は意欲を湧き立たせる場所だったのだ。

「スポーツが好きで、私はすぐにできるようになりたくて練習する性格。左官の仕事もスポーツに似ているんです。塗り上げるような作業の瞬間も、思い通りにできたときも、同じような気持ち良さがありました。同時に思うことは、もっと上手になろうということ。考え、工夫し、練習。その毎日で、いつの間にか6年経っていた感じです」

 押し付けられて学ぶのではなく自ら学ぶこと。同じ勉強であっても、左官の現場で感じた後者は、古澤さんにとって避けたい勉強とはまったくの別物だ。

「一つひとつの動きを繰り返しながら覚えるタイプなので、他の人よりも私の成長は遅かったはずですよ。他人と比べると辛くもなりますが、過去の自分と比べれば成長を感じずにはいられない。それがヤル気にさせるんです」

ワタシのシゴト

自ら学ぶ意欲を出させるだけでなく、「終わりの時間がはっきりしていることも良いところ」という古澤さん。仕事を終えた後に地元の友人と過ごす時間も増え、さらに活力が出る。


POWER WORK 224号 2020.10.5発行
Photos/ Kuwahara Katsunori, Composition/ ad-giga

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