職人インタビュー|これが俺のこだわり!力の源『鳶工』(株)服部架設工業 | POWER WORK[パワーワーク]

職人インタビュー

これが俺のこだわり!力の源『鳶工』(株)服部架設工業

今回の職人さんは・・・

職人歴3年 鳶工 村山 樹聖(25歳)

神奈川県出身。塗装工時代にクサビ足場を組むことに興味を持ち転職。しかし1年後には自信をなくして退社するも、再起を掛けて半年後に再入社。同社の新たな支店で親方を任される。


(株)服部架設工業

関東一円でクサビ緊結式足場施工を請け負う同社。足場資材のリース・販売、リペア事業など新たな事業展開に加え、2020年1月には本店合わせて3ヶ所目の拠点となる厚木支店が始動予定。

◆神奈川県愛甲郡愛川町角田586-3
◆☎046・280・5341
◆設立2007年 従業員数98人

失敗から逃げずに克服するとき、
大きな覚悟が自分の中に生まれていた。

単純に足場を組む作業が楽しかった。

当時、村山は塗装工でありながら、塗装作業のために自分たちで組む足場に興味があった。「自分で考え、組み上げた達成感。特に綺麗に足場が決まったときは格別。足場への興味がどんどん大きくなり、作業の一部ではなく足場専門で働こうと思ったんです」大きな自信を胸に抱き転職。しかし足場のプロ集団の中で求められる精度は想像を遥かに超え、同年代のはずの職人のセンスにも脱帽。村山は自信を失い、そして退社した。

もう一度始めるなら、目標は親方ではなくその先へ。

「自分のセンスの無さを思い知らされ、辞めてしまいました。でも足場を組んだ達成感が忘れられない。鳶に戻りたい。もう一度始めるなら、目標は親方ではなくその先へ。そのためにも同じ会社でマイナスから再スタートしたかったんです」再入社した村山が胸に抱いていたのは大きな覚悟。再びスタートを切った2年目。高い目標の中での一つの小さな通過点、親方になった。

俺のこだわり、それは

『ライバル』

当初、村山が自信を失うほどのセンスを見せていたのは同年代の土倉(写真中)。覚悟を持って村山が戻ったとき、土倉は仕事について語れる仲間であり、追い越すべきライバルになった。


POWER WORK 205号 2019.12.02発行
構成・取材・文・撮影●アドギガ

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